国内の引越しと海外への引越しの違いとは?引越し先に合わせた準備をしましょう

引越しの荷造りをする家族

進学や就職、転職、転勤など、人生の節目には引越しをすることが多いですね。一説によると、人は一生のうち、平均3~4回ほど引越しをするのだと言われています。転勤が多い人は、もっとたくさん引越しを経験するでしょうね。

引越しというと、多くの方は日本国内の移動を思い浮かべますが、仕事の都合や家庭の事情によっては、日本国内から海外へと引越しをすることもあります。この記事をご覧になっている方の中にも、海外引越しが決まっている方がいるのではないでしょうか?

日本国内での引越しと海外への引越しでは、様々な違いがあるので、初めて海外引越しをする方は注意が必要です。以下では、国内の引越しと海外への引越しの相違点を挙げました。引越しの準備をする際の参考にしてください。

国内の引越しと海外への引越しの相違点

<航空便や船便を使う>

日本は周辺を海に囲まれた島国なので、海外へ引越しをするとなると、飛行機や船を利用して荷物を引越し先へと送ります。そのため、日本国内の引越しならさほど意識しない「引越し先に送るもの」に関して、多少意識して用意しなければなりません。というのも、ものによっては引越し先へと送れないためです。

例えば、引越し先の国に関わらず、航空便や船便を使って送れないものとして共通しているのは、ライターや火薬類です。これらは危険物に該当します。タバコを吸う方は、ライターを所持していると思うので注意が必要です。荷物としてまとめないようにしましょう。火薬類には、身近なものだとパーティー用のクラッカーや花火が該当します。

このように、送れないものが荷物に混ざっていた場合、荷物の到着が遅れるトラブルに繋がります。航空会社などのホームページに、航空便や船便で送れない荷物が掲載されているので、事前にチェックしながら準備してください。

<輸送時間が長い>

こちらも送る荷物に関する違いです。国内でトラックを使って荷物を送る場合、たいていは引越し当日に自宅まで荷物を届けてくれます。しかし、海外は航空便や船便を利用する都合上、引越しした当日には荷物が届きません。

特に、船便は料金こそ安く抑えられるものの、荷物が届くまでに数ヶ月かかる場合もあると言われています。すぐに使いたいものは、手荷物として持っていくようにしましょう。

<費用が高額>

海外引越しでは国境を越えるので、荷物の輸出入の費用や関税がかかります。引越し業者を利用したとしても、日本国内で引越しをするよりも費用が高額になるので注意が必要です。

料金を抑えるコツは、なるべく荷物をコンパクトにまとめることです。荷物が少なければ、その分費用を抑えられます。例えば古い家電製品はあえて処分し、現地で買ってしまったほうが、結果として安くなることがあります。

また、海外への引越しにかかる料金の計算は、日本国内での引越しにかかる料金の計算よりも複雑です。後になって思っていた以上に料金が高かったということにならないよう、明確な料金説明をしてくれるこちらの業者のような海外引越し業者の利用をおすすめします。

初めての海外への引越しには不安なことがたくさん。だからこそ早めに情報を集めて、しっかりと準備を進めてくださいね。